CIE-Lab
    - L* : 61.34
    
- a* :49.11
    
- b* : -59.8
    
     
    Munsell (JIS Approximate)
     
     
    ラベンダー色(ラヴェンダー色)とは、その名の通り、ラベンダーの花の色のような色。
    「紫」は「中性色系」に分類されます。
    ただ、心のエネルギーの方向は「青」などの寒色系に近く「自分の内面に気持ちが向いている時」に惹かれることが多い色です。
    ◇癒し・再生・優しさ・繊細・高貴・成熟・神秘的・芸術的・疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不調 「紫」は、「暖色系の赤」と「寒色系の青」が混ざった色です。
    様々な表情を見せ、多様なイメージとつながる複雑な色といえます。
    心や身体の疲れから回復していく過程・優しい気持ち・繊細な気持ち・自分の 感性を大事にしたい・自分を高めていきたい・葛藤がある・疲れていて癒された 心身が回復していく時に惹かれることが多い色です。
    「赤」と「青」が混ざっている色。
    「赤」など暖色系の色が交感神経を、「青」など寒色系の色が副交感神経を優位にすることが、生理学の分野であきらかになっています。
    それで、人が再生していく時に、交感神経と副交感神経のバランスを取ろうと「紫」を本能的に選ぶのではないか、という考えもあります。
    ・暖色系「赤・オレンジ・黄」から中性色系「紫」へ
    これまでは、意欲的に動き、忙しくしてきたし、周囲の期待に応えようと頑張ってきたのかもしれません。
    でも今、「自分自身に優しくしたい」「もっと自分の感性を大事にしたい」と感じているのではないでしょうか。
    
    ・無彩色「黒・グレイ」や寒色系の「青」から中性色系「紫」へ
    少し前に、体調や心のバランスを崩してしまった、または、辛い出来事、悲しい出来事があったのかもしれません。
    でも今、癒されて「回復する、再生する過程」にいるのではないでしょうか。
    癒されたい・心身の不調から回復したい、再生したい・悲しみから立ち上がろうとしている・精神的に豊かでありたい・芸術的センスをまといたい
    特に「明るめの紫」は、癒しや優しさのイメージにつながりやすい色みです。
    心と身体が上向きになっていく過程で「明るめの紫」を身近に取り入れてみましょう。
    癒しにつながり、心と身体が再生する後押しをしてくれるでしょう。
    紫の反対色である「明るい黄」と組み合わせて取り入れるのも良いです。
    芸術的なセンスを磨きたい、独創性を高めたい時にも、紫のイメージがチカラ を貸してくれます。
    洋服の一部や身近な小物などに取り入れてみてください。
    
    
    ※この色の心理効果 参考資料
    佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」