含金酸性染料(金属錯塩型酸性染料)とは
含金酸性染料は羊毛(ウール)・絹・ナイロンなどを染める染料で、酸性染料の分子中に金属を有している染料です。 色の耐久性は酸性染料より強いです。ただし鮮明な色を持つ染料はありません。
含金酸性染料 で 染められる素材
羊毛(ウール)・ナイロン・絹・皮革
※皮革は他の素材のように高温で染めることは出来ません。
含金酸性染料 の 染め方
順番 | 画像 | 説明 |
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1 | 含金酸性染料と酢酸を溶かして染液を作ります。 | |
2 | 染めるものを入れた後、温度を徐々に沸騰まで上げてよく糸を繰りながら30分間染めます。(染めている間は液温を沸騰に保ったままです) | |
3 | 染色後、鍋から取り出します。色の着いた液が出なくなるまでよく水洗いします。 | |
4 | 脱水・乾燥で完成です。 |
■含金酸性染料 製品例
Kayakalan Yellow GL 143
Kayakalan Red BL
Kayakalan Black 2RL
Kayakalan Brown GL
Lanyl Brown R
Lanyl Black BG extra conc. gran
Lanyl Grey B
Lanyl Yellow G extra conc
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