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色名:紫鳶(むらさきとび)

紫鳶

 

CIE-Lab

  • L* : 15.28
  • a* :11.19
  • b* : 6.91

 

Munsell (JIS Approximate)

  • 10R 2/3

 

 

紫鳶(むらさきとび)とは、暗く灰がかった赤紫色のことです。江戸中期の安永・天明の頃に小袖や女性の衣服の裏地に愛好され大流行したといいます。

「茶」は、色彩学的には「オレンジ」が暗くなった色になります。
実際は、オレン ジを中心に暖色系の色(赤・オレンジ・黄)が暗くなった色みの総称として使われています。

◇落ち着き・温和・安心感・安定感・充実感・成熟・堅実・包容力・伝統・保守的・地味・ストレス・不完全燃焼 「茶」は「土、樹木、枯葉」など自然をイメージさせる色。
大地の安定感が、安心や温もりを感じさせてくれます。
木の文化を持つ日本で「茶」は、障子・ふすまの枠・床や家具など、インテリアの中心の色にもなることも多いです。

充実感を持っている・気持ちが安定している・くつろぎたい・安心感を求めて いる・気持ちが頑なになっている・不完全燃焼の何かがある。

・暖色系「赤・オレンジ・黄」から暖色系(暗い)「茶」へ
ここまで、意欲的に行動し、様々なことにチャレンジしてきたのではないでしょうか。
でも今、一段落して、その「充実感」や「安心感」に浸っているのかもしれません。
あるいは、頑張ってきたけれど「まだ不完全燃焼の何か」や「ストレス」がある可能性もあります。

 

・寒色系「青」や寒色系(暗い) 「紺」から暖色系(暗い) 「茶」へ
これまでは、自分にも他者にも厳しくする必要があったのかもしれません。
けれど今、「やっと安心できる」「今は、ゆったりした気分で過ごしたい」と感 じているのではないでしょうか。

ゆったりとくつろぎたい・気持ちを安定させたい・堅実に取り組みたい・誰かとじっくり話がしたい・充実感を持ちたい。

身近に取り入れることで、自分自身の心の安定にもつながりますし、周囲に安 心感や包容力のある印象を与えます。
落ち着きが欲しい時に、洋服の一部や小物に取り入れてみましょう。
ただし、「茶」を身につけると、大人っぽくなる半面、老けた印象になることもあります。
大人の場合、顔の近くに「茶」を持ってくる と肌がくすんで見えることがありますので、位置や分量を考えながら取り入れましょう。
心を落ち着かせてくれる色です。
インテリアに取り入れるとリラックスできます。
ベージュと合わせて使うのも良いです。
けれど、ずっと「茶」や「ベージュ」だけに囲まれていると、落ち着き過ぎて活動するパワーが減ってしまうこ とがあります。
元気になったら、明るい色、鮮やかな色も取り入れるようにしてください。


※この色の心理効果 参考資料
佑貴 つばさ著 「色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理」

● 豪華な luxurious
9 29 132
Color No.9 Color No.29 Color No.132
● 成熟した mature
153 9 132
Color No.153 Color No.9 Color No.132
● 重厚な heavy and deep
132 144 31
Color No.132 Color No.144 Color No.31
● 土くさい rustic
144 135 132
Color No.144 Color No.135 Color No.132
● どっしりした serious
132 14 10
Color No.132 Color No.14 Color No.10
● 精かんな dauntless
132 257 28
Color No.132 Color No.257 Color No.28
● 荘厳な majestic
132 14 255
Color No.132 Color No.14 Color No.255
● おごそかな solemn
132 14 43
Color No.132 Color No.14 Color No.43