染色試験器具について
染色試験はこの写真のような「ミニカラー」という機械がなくても行うことは可能です。
下に記載しているような器具さえあればかなり精密な染色試験ができます。
染色試験器具
画像No. | 名称 | 説明 |
1 | 染色鍋(ステンレス製) |
混ぜているとき水がこぼれないように底が深いもののほうがいいです。6リットル(パスタ鍋)くらいあればTシャツ1枚くらい染めるには十分です。アルミ製はアルカリに弱いのでステンレス製をお勧めします。 |
2 | 温度計 | 染めるとき、温度を一定に保つために必要です。 |
3 | 電子秤(はかり) | 染料・助剤を正確に測るために使います |
4 | 薬包(やくほう)紙 | はかりを染料で汚さないために使います。裏が白い広告を切って使っても代用できます。 |
5 | 攪拌(かくはん)棒 | 染料を溶かすや染色時、繊維を混ぜるために使います。混ぜることによって色のムラなく染め上がります。 |
6 | ガラスビーカー | 染料を溶かすときに使います。 |
7 | メスシリンダー | 水や染料の液を正確に測るときに使用します。 |
8 | 駒込ピペット(スポイト) | メスシリンダー内で液量を微妙に調整するときに使用します。 |
9 | 計量スプーン | 染料を正確に測るときに使用します。 |
10 | メスピペット | 微量の染料を計量するとき、水に溶かして染料の液を作成します。それを計量するときに使用します。 |
11 | 三角フラスコ | 作成した染料の液の保存に使用します。 |
12 | ゴム栓 | 三角フラスコの栓として使います。 |
染料・染色講座 上級編 目次
染色処方とは料理のレシピみたいなもの。
・染色試験器具について
※現在、表示中のページです。
「浴比」・「%」などについて分かりやすく図解で解説しています。
実例だけでなく簡単に計算できる「染料自動計算フォーム」もあります。
微量の染料を誤差なく計量する方法について解説しています。
「折れ線グラフ」ぽい染色処方(レサイプ)の見方を解説しています。
「色あわせ」とも呼ばれる本番染色前の重要な作業について。
色の彩度を下げる?混色とは?について図でわかりやすく解説しています。
綿や麻やウール。色の付き方、縮み方。
各種繊維・テキスタイル(織物)の分類一覧表を掲載しています。
染料や染色に関する用語の解説です。
個人様にはコチラ↓↓