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05-06-染色処方の見方

染色処方の見方

染色処方(レサイプ)の見方について掲載しています。

染色や助剤の処方は、下記のように「直線」や「曲線」で記されていて投入のタイミングについても指示があります。

以下は、染色のレサイプ例です。


染色のレサイプ例①

染色処方

染色のレサイプ例①の手順

1. 60℃に昇温する。

2. 60℃の染液に溶かした「染料」を入れる。

3. しばらくしたら「素材」を入れる。

4. 「染料」を入れた後、5分経過して「芒硝」を使用量のうち2分の1の量を入れる。

5. 5分経過後、「芒硝」の使用量のうち残りの2分の1の量を入れる。

6. 15分経過後、「ソーダ灰」の使用量のうち5分の1の量を入れる。

7. 5分経過後、「ソーダ灰」の使用量のうち5分の2の量を入れる。

8. 5分経過後、「ソーダ灰」の使用量のうち残りの5分の2の量を入れる(ここまで温度は60℃で一定)。

9. 布地をよく攪拌(かくはん)しながら、40分間染める。


染色のレサイプ例➁

反応染料レサイプ

染色のレサイプ例➁の手順

1. 40℃の染液に溶かした「染料」を入れる。

2. しばらくしたら「素材」を入れる。

3. 「染料」を入れた後、10分経過して「芒硝(ぼうしょう)」を入れる。

4. さらに10分経過した後、「ソーダ灰」を入れる(ここまで温度は40℃)。

5. 15分かけて60℃まで昇温する。

6. 布地をよく攪拌(かくはん)しながら、40分間染める。

染料・染色講座 上級編 目次

 

染色にも料理にも大事な「レシピ」

 染色処方とは料理のレシピみたいなもの。

 

染色試験器具について

「はかり」・「鍋」など染色に必要な道具について解説しています。

 

染色でつかう単位

「浴比」・「%」などについて分かりやすく図解で解説しています。

 

染料の計算

実例だけでなく簡単に計算できる「染料自動計算フォーム」もあります。

 

染色試験の計量方法

微量の染料を誤差なく計量する方法について解説しています。

 

・染色処方の見方

※現在、表示中のページです。

 

カラーマッチング

「色あわせ」とも呼ばれる本番染色前の重要な作業について。

 

混色の理論

色の彩度を下げる?混色とは?について図でわかりやすく解説しています。

 

いろんな素材を黒染め比較してみた

綿や麻やウール。色の付き方、縮み方。

 

繊維の種類

各種繊維・テキスタイル(織物)の分類一覧表を掲載しています。

 

染料・染色用語辞典

染料や染色に関する用語の解説です。

 

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